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商品取扱基準について

自然と生命の調和を

 駐車場の一角に丸太とビニールシートを使って建てた、まさしく“ほったて小屋”が最初のグルッペ。1977年のことです。当時はまだ「有機野菜」という言葉すら馴染みがなく、開店して半年はまさしくド暇で、雨でも降れば見すぼらしいお店は開店休業の状態でした。 産地では有機栽培にこだわる農家の多くは変わり者扱いされ、ほったて小屋の有機八百屋も然りでした。安全だと言われてきた農薬や食品添加物が、時を経て少しずつ身体や環境に蓄積され、現在のアレルギーや環境破壊に繋り、皮肉なことに問題が深刻になるにつれ、お客さんも増えていきました。変人扱いされた農家は今では先生となり、ようやく有機野菜、無添加食品が市民権を得るに至ったのです。 しかし、まだまだいろいろな問題は山積みです。でも嘆いていても始まりません。その問題を少しずつでも乗り越えることを生きがいとして、これからも美味しい野菜、美味しい食べ物を売り続けたい。そしてみなさんの生き生きとしたオーガニックライフをお手伝いしたいとグルッペは考えています。

 

グルッペの商品取り扱い基準
青果
加工食品
  1. 国内産の青果物を基本とする。
  2. 有機質肥料を主体とした土づくり、自然農法による栽培を基本とし、化学肥料は極力使用しない。
  3. 除草剤・土壌消毒は認めない。
  4. やむを得ず農薬、化学肥料を使用した場合、必要に応じて情報を公開する。
  5. 自然環境に影響を与える予測ができない遺伝子組み換え農産物は取り扱わない。
  1. 原材料は安全性の高い国内産の農産物を基本とする。
  2. 副原料としての化学合成添加物は認めない。
  3. 製造工程についての情報は必要に応じて公開できることも条件とする。
もう一つ大切な約束があります。

 地球環境への配慮、消費者への思いやり、そして作る喜び、食べる喜びを忘れていない生産者が作ったものでなくてはなりません。